加齢医学研究所は、文部科学省から「加齢医学研究拠点」として認定され、平成22年4月よりその活動を始めました。本拠点は、研究者コミュニティに開かれた研究所として、共同利用・共同研究を幅広く実施します。加齢医学研究所の保有するきわめて多種類の医用細胞や、遺伝子改変マウス、最先端脳イメージング機器などが、全国の研究者の求めに応じて利用されています。また共同研究としては、全国公募を行って、令和4年度は98件のプロジェクトを実施しました。今後も、全国共同利用・共同研究の実を挙げることにより、本拠点は研究者コミュニティの間で確固たる地歩を築いていく所存です。


概要

当拠点は、超高齢社会における健康長寿の実現に向けて、加齢医学の中核的研究センターとして先導的な国内外の共同研究を展開します。
1.共同利用・共同研究拠点名  加齢医学研究拠点
2.認定の有効期間  令和4年4月1日~令和10年3月31日(令和3年10月29日認定)
3.拠点の概要
加齢医学研究拠点では、生命の誕生から発達、成熟、老化、死に至る加齢の基本的メカニズムを解明し、得られた研究成果を応用して加齢に伴う認知症などの脳・神経疾患や難治がんなどの加齢疾患の克服を目指します。さらに、先端的予防・診断・治療法や革新的医療機器の開発を行い、超高齢社会における健康長寿の実現に向けて、加齢医学の中核的研究センターとして先導的な国内外の共同研究を展開します。
モデル動物を用いた加齢研究領域、加齢・発生分化・生体防御の基礎的研究領域、腫瘍制御研究領域、脳の発達・加齢研究領域、革新的医療機器開発の、五本柱の共同利用・共同研究を推進します。また、グローバル化、人材養成機能の強化、新分野創成、異分野融合研究の観点から、一層の機能強化を行っていきます。これにより、スマートエイジング社会の実現に貢献し、世界に新しい高齢社会のあり方を提示します。


公募

東北大学加齢医学研究所では、加齢医学に関する共同利用・共同研究を行っております。
募集要項のとおり公募いたしますので、奮ってご応募ください。

令和6年度募集要項 (pdf版)

令和6年度申請書 (Word版)
提出期限:令和6年1月12日(金)必着。 (メールでご提出願います。)

[英語版]

Application Procedures for Joint Research Program (pdf)

Applications for 2024 (Word)
Deadline for Submission: January 12, 2024


採択課題

令和5年度共同研究は、応募課題を審議の結果、次の74件が採択されました。

令和5採択課題一覧


成果

令和4年度に実施しました98課題について、研究成果を取りまとめました。

令和4年度成果


過去の公募について

過去に行った公募と成果については、以下から確認することができます。

[平成22年度〜令和3年度]

平成22年度の成果

平成23年度の成果

平成24年度の成果

平成25年度の成果

平成26年度の成果

平成27年度の成果

平成28年度の成果

平成29年度の成果

平成30年度の成果

平成31/令和元年度の成果

令和2年度成果

令和2年度新型コロナウイルス感染症対策研究成果

令和3年度成果