◇平成29年7月27日(木)加齢研研究員会セミナーのご案内
日時: 平成29年7月27日(木)午後5時30分~
場所: 加齢研スマートエイジング研究棟4階セミナー室
演題: 酸化ストレスを抑制できたら何が起こるか?基礎と臨床データ
講師: 犬房 春彦
所属: 岐阜大学 生命科学総合研究支援センター抗酸化研究部門
担当: 武藤 達士 (所属:機能画像医学研究分野・内線 8559)
要旨: 酸化ストレスは150種類以上の疾患と密接な関連がある。Twendee X(以下TWX)はは生体の酸化ストレスを強力に低減する。有効原料はコエンザイムQ10 、ビタミンC、リボフラビン、L-グルタミン、シスチン、コハク酸、フマル酸、ナイアシンの8種類で構成される。国際特許(PTC)取得に続き、日本国特許庁からも2015年に特許が公開された(特許第577821号 細胞障害活性からの防御のための組成物)。抗酸化効果はミトコンドリア酸化ストレス測定専門会社ICDD(France)に委託した肝癌細胞株HepG2を用いた実験で「世界で最も抗酸化作用が強く、副作用が無い」と認定されている。認知症予防学会エビデンス創出委員会サプリメント班はTWXが認知症予防の可能性が高いとし、本年7月から認知症予備軍と血管イベント後患者400人に対しての投与試験を開始する。動物実験データと共に糖尿病、肝障害、バセドウ病などの投与例も提示する。