小椋 利彦
Toshihiko OGURA
 

あと一年


 



 定年まで,あと一年です。このブログも,これが最後になると思います。仙台に赴任したのが2003年5月ですから,もう,20年も仙台にいたことになります。長いような,短いような。20年もいれば,いろんなことがありました。

 20年で Science 2報,Development 2報,Nature Communications 1報,PNAS 3報がメジャーなところでしょうか。最後に Cell ネタが没になったのは痛かったけど,まあダメなやつはやっぱりダメでした。まだネタはあるし,もうちょっと頑張れたような気がしますが,こんなもんでしょう。あと半年は頑張りますが,残りの半年はラボをクローズするための期間になりそうです。まだまだ使える機器,多量のクローン etc,どうしましょ。

 しかし,京大本庶研でキャリアをスタートして,その後いろんなプロジェクトをこなして,最後にまた本庶先生と Science 論文を出せたのは,本当にうれしい出来事でした。研究人生のスゴロク,振り出しに戻って良い仕事ができたの,ちょっと自慢できるでしょう。
 お世話になりました。

名 前:小椋 利彦(おぐら としひこ)

出身地:福島県郡山市(実家は無事に除染終了しました)
趣 味:写真(銀塩に戻りつつある、しかも中判)、読書、愛犬の散歩、クラシック音楽(ピアノ)、水草(サトイモ科)
分野名:神経機能情報研究分野