本橋 ほづみ
Hozumi MOTOHASHI
 

スマートエイジングを実感

10代の頃は表現できなかった「大人の色気」こそ、スマートエイジング
 



毎日夕方、母にピアノのレッスンをつけるのが最近の私の日課です。ピアノを習いたくてたまらなかったけど、戦時中、贅沢は敵、という中、小学校のオルガンをみようみまねで触っていた母。夕食後ほんの10分ほどですが、ねこふんじゃった、きらきらぼし、トトロのテーマ、ジングルベル、はるがきた、と、ここ1年ほどのあいだにゆっくりゆっくり亀の歩みよりもゆっくりですが、確実にレパートリーがふえてきました。生活の中の短期記憶はいまいちなのに、これは不思議、脳の違う部分が機能しているのかしら。こういう母をみながら、私も40年ぶりに(!)ピアノの鍵盤とまじめに向き合ってみたくなりました。ハノンの練習曲に、指がうごかない!とがっかり。でも、たしかに普段使わない脳のどこかが懸命に働いているような感覚。私の指も1年かけて、すこしずつスムーズに動くようになりました。高校生のころに弾いていたショパンの曲、50代半ばを過ぎてあらためて弾いてみると・・・テクニックは以前におよばないけど、今のほうが大人の色気がだせてはるかに素敵だゎ、と自己満足中です。

名 前:本橋 ほづみ(もとはし ほづみ)

出身地:生まれは鹿児島、育ちは仙台
趣 味(息抜き):嫁がラインで送ってくれる孫娘の動画をみること。
分野名:遺伝子発現制御分野