川島 隆太
Ryuta KAWASHIMA
 

コロナ禍の功罪

前頭前野の加齢に伴う抑制機能の低下がメタボを加速する
 



 新型コロナ禍で学会や会議に伴う出張等がなくなってから、もうすぐ2年。大学での毎日を振り返ると、ほとんどの時間をパソコンの前で椅子に座って過ごしています。スマート・エイジングを叫ぶ者として、この非常にまずい状況を打破すべく、週末(根性はないので「天気が良い」が枕につきます)は、街歩きを敢行することを自分に課しました。

 ふらふらと街をさ迷ってみると、もう四十年以上仙台に住んでいるのに発見が毎回あります。そして、見つけてしまいました。週に1日しかオープンしないひっそりとした謎のパン屋。店内が密でないことを確認して潜入、目についたパン達を自宅へと誘い、いざ実食。パリパリさくさくのクロワッサンはこれだけでごちそう。小麦の味がしっかり感じられるバゲットはフランスで食べたあの味。そして、極めつけが餡バター。子どものこぶし大と控えめのサイズなのに、この凛とした立ち姿。パリッとした硬めの皮の中はもちもちした生地のパン。自家製とお見受けした甘さ控えめの粒あん。バターの絶妙な塩加減。世の全てのメタボたちが随喜の涙を流す炭水化物と脂肪の塊です。旨くないはずがない。喜悦に心が震えます。体重計は見えないところに隠し、毎週食しています。人気がでて買えなくなると困るので、どこにお店があるのかは教えてあげません。

名 前:川島 隆太(かわしま りゅうた)

出身地:千葉県千葉市
趣 味:あつ森(welcome to DA-7630-7750-1992 まだ工事中)
分野名:応用脳科学研究分野