学会開催で感動したこと

　2020年1月25、26日と仙台国際センターで開催された第8回日本HBOCコンソーシアム学術総会の会長を務めさせて頂きました。日本HBOCコンソーシアムは、遺伝性乳がん・卵巣がん症候群の予防・診断・治療の向上を目指して活動が行われています（5月に終了し、主な事業は日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構に移行されます）。開催にあたり、多くの先生方からご指導ご支援を頂き、大変感謝しております。準備は大変ではありましたが、プログラム作成などを通して大変勉強になりました。

　学術総会では、先生方の素晴らしいご講演にもちろん感動したのですが、別の感動がありました。研究室のスタッフ、学生の皆さんの働きが予想以上だったのです！　修士論文の発表が間近の学生さんも含めて、研究室総出で、2日間、大活躍して頂きました。皆さん本気（？）を出してくれ、それぞれの持ち場を完璧にこなし、失礼ながらびっくりしてしまいました・・。というわけで、学会活動が重要な学びと交流の場であることを実感したと同時に、自身の研究室の学生さん達の真の実力に気づかされる、貴重な機会になりました。

　しかし現在、新型コロナウイルス感染症の拡大のため、学会などは延期や中止に追い込まれています。この感染症の一日も早く終息することを心から願いつつ、在宅勤務に励みたいと思います。