松居 靖久
Yasuhisa MATSUI
 

NO WAKU-WAKU, NO LIFE

見えない明日を見に行く
 


昨年の朝の連ドラ「半分、青い。」は、毎回ネット上で賛否両論にぎわっていましたが、私にとっては最近のドラマの中で最も印象に残る作品の一つとなりました。片耳を失聴し、漫画家になる夢に挫折し、幼なじみとの恋もままならず、結婚相手には逃げられ、八方塞がり状態でも空を見上げて、次の何かを見ようとする主人公の姿に共感しました。

何かと閉塞感が漂う世の中で、予定調和の成功物語のようには進まないのが現実ですが、良かれ悪しかれ、もしも、この先、自分がどうなるかが見えてしまったら、何もする気がなくなってしまいそうです。超楽観主義ですが、明日は見えないから面白い、周りをよく見ながら歩き続けていれば、きっと、ワクワクに出会えると思いつつ、論文のリバイス対策やら、次の研究費の算段やらの現実と格闘する日々です。

名 前:松居 靖久(まつい やすひさ)

出身地:東京都
趣 味:研究すること、工事中や新しい大型建築物を眺めること、鉄道に乗ること、写真を撮ること
分野名:医用細胞資源センター