東大医学部免疫学教室１００周年

東北大学大学院の途中から、東大医学部免疫学教室に６年間所属させていただきました。そのご縁で、先日、東大医学部血清学・免疫学教室１００周年記念講演会・祝賀会に参加してきました。

私は、東大免疫学教室、谷口維紹教授の下で１９９５年から約６年間勉強いたしました。当時は、転写因子IRFの研究を行っていて、瀧伸介先生、高柳広先生、高岡晃教先生、肥田重明先生、佐藤浩二郎先生、朝霧成挙先生など多くの先生がおり、厳しいながらも思い出に残る研究生活を送っていました。先日の１００周年記念講演会・祝賀会で多くの先生方にお会いして昔話に花が咲き、楽しいひとときを過ごすことができました。高柳先生は東大免疫学教室を引き継がれておりますし、当時のメンバーは教授、准教授はもちろん、研究科長や所長の要職にも就かれており、かつ、Nature、Scienceなど超一流誌に掲載し続けるなど、あらためてすごい方々と一緒に研究できたのだと思いました。素晴らしい先生や仲間との出会いが、私の人生の大きな転換点となりましたし、免疫学教室に所属したことで、学問的な成長はもちろんのこと、人間的にも大きく成長できたと思っています。私の研究室も、東大免疫学教室を目指して、いろんな先生方との出会いや交流ができる場、切磋琢磨できる場として、築き上げていきたいと思いました。

次回は呼吸器外科の岡田先生です。