本橋 ほづみ
Hozumi MOTOHASHI
 

スマホ再発見


 


科研費申請書、論文、もろもろの書類、メールの返事、と、デスクワークに疲れると、ラインで嫁が送ってくれる孫娘の動画に癒やされています。

1996年、仙台からつくばに単身赴任をしたとき、携帯電話なるものを購入して使い始めました。黒くて、洒落気もなにもない、固定電話に受話器がそのまま、みたいなものだったと思います。そのうち、二つ折りの携帯電話が流行りだして、二つ折り部分の蝶番のところ、使っているうちに折れてしまわないから、、、などと余計な心配をしたりしたものです。そのうち、カメラがついた携帯が発売になると、仙台にのこしてきた息子とビデオ電話ができる!と思い購入したものの、通話していても、1−2秒のタイムラグがあったためなかなか会話が成立せず、結局やめてしまいました。

時代はめぐり、いまは、スマホ時代。ガラケー、て知ってる?ガラパゴス諸島の生物みたいに進化からとりのこされた携帯電話ってこと、といわれる昨今。それでも、私は、スマホは、電話本来の機能であるところの通話と、外出先でのメールのチェックができれば十分、とがんこに主張をつづけておりました。そこに転機がやってきました。かわいいかわいい孫娘の誕生です。おかあさん、ラインやってますか?写真や動画をおくりたいから、セットアップしてあげますよ、と嫁に説得され、ラインを始めることに。メールに添付される写真や動画とちがって、解像度がいいことったら。夜中に、ラボのパソコンに向かい、煮詰まってくると、スマホを取り出し、孫娘にご対面。一挙に元気がでてきます。

スマホって、意外と便利ね。。といまさらながら思い始めたとたん、JR東日本のモバイルSuica、ANAの2次元バーコードサービス、今でも大好きな「ベルばら」を電子書籍で購入して読んでみたり、と、遅ればせながら、かなりスマホの活用ができるようになりました。それでもやっぱり、電池切れや機械のトラブルの恐怖からは逃れられず、紙の印刷物を持ち歩いてしまっています。

名 前:本橋 ほづみ(もとはし ほづみ)

出身地:生まれは鹿児島、育ちは仙台
趣 味:・・・
分野名:遺伝子発現制御分野