ジャングルからこんにちは

自分でも良くわかりませんが、ジャングルが好きです。10年以上前の話ですが、学生時代の恩師とともに文化人類学的な研究をしていました。ひょんなことから東南アジアのジャングルに行ことになりました。最初のジャングル経験は、タマンネガラ国立公園でした。マレーシアの首都からバスで4時間30分、川の上流を目指して2時間小型のボートで進みます。たどり着いた先には、壮大なジャングルがありました。巨大なラフレシア、常に聞こえる鳥と虫の声、なんとも言えない温度感、すべてが新鮮な体験でした。翌年はジャングルで暮らす先住民族の村に数日間滞在することになりました。村には、電気もガスも水道もありません。まさに、想像していたようなジャングル生活です。鳥を取るための吹き矢の使い方、魚を手でさばく方法、川で5秒で体を洗う方法など今でも覚えています。その後も2回ほど別のジャングルに行きました。改めて、思い起こして見ても、なぜジャングルが好きなのか言葉にできません。でも、またジャングルに行きたいなと思います。