教授(兼) 医博 岡田 克典



沿革
2015年4月より、加齢研に非臨床試験推進センターが新設された事に伴い、センター4分野の中の一つとして、呼吸不全電子医学分野が新設されました。スタッフとしては、呼吸器外科学分野の岡田と遠藤が兼務の形でそれぞれ教授、准教授として配置されています。
非臨床試験推進センターは、「中大型動物を用いる非臨床試験における試験環境の国際標準化を図ることで、我が国の医療機器開発過程における『死の谷』を克服し、加齢医学研究拠点を核として、日本再興戦略等に示されている革新的な医療機器開発の迅速化に貢献する」事を目的に設置されました。呼吸不全電子医学分野は、呼吸不全患者の予後改善、生活の質の向上を目的として、肺移植医療の推進と肺移植関連の医療機器の開発、在宅酸素療法に留まらない呼吸不全に対する新しい治療法・新しい医療機器の開発に取り込んでまいります。

呼吸不全電子医学分野における研究
•長時間肺保存を目的としたdeviceの開発
•抗凝固薬が不要な心肺補助装置の開発
•呼吸困難の生理学的機序の解明