教授 | 瀧 靖之 |
准教授 | 中瀬 泰然 |
講師 | 髙橋 芳雄 |
助教 | 舘脇 康子 |
助教 | 高野 由美 |
助教 | オガワ 淑水 |
助教 | Benjamin Thyreau |
助教 | 大場 健太郎 |
助教 | 都 業剛 |
助教 | 曽我 啓史 |
助教 | 宇野 あかり |
助手 | 野村 脩子 |
助手 | 品田 貴光 |
助手 | 鴻巣 尚子 |
医員 | 白 海雲 |
当分野では、脳科学と高齢者医療の最前線に立ち、認知症や高齢者特有の疾患に焦点を当てた包括的な研究と診療を展開しています。認知機能外来を開設し、認知機能低下疑い症例の診察、検査などを通しての精密な診断や治療の提供、周辺症状を呈する高度認知症の治療方針決定や対処法の相談を行なっています。また、昨今、臨床で使用が開始されたアルツハイマー病の新薬の導入を診療に積極的に導入する他、多くの認知症の治験・新薬開発にも参画しています。臨床研究では、認知症の病態解明、全年代を通じた認知機能障害症例の病態解明などを最先端の画像検査や生理学的検査などを駆使して展開し、その成果を世界に向けて発信しています。さらに、高齢者医療におけるポリファーマシー問題やせん妄対策などの問題解決に向けて、臨床研究を通じてより良い医療の提供を目指しています。
また、超高齢者社会の抱える課題解決に向けて、基礎的研究にも精力的に取り組んでいます。そのために、多くの企業と協力しながら、大学の多様な研究シーズを活用した産学共同研究を推進しています。当分野では脳の発達や加齢、生活習慣、遺伝要因など、高齢者の健康に関わる幅広い領域をカバーしています。具体的には、食生活や運動習慣、芸術活動など、日常生活に関わる様々な要因が高齢者の身体機能や認知機能、心理状態にどのような影響を与えるのかを明らかにするため、介入研究を実施しています。最終的には産学共同研究を通じて得られた結果を社会実装に繋げていくことを目指しており、超高齢社会への対応は大学と産業界が協力して取り組むべき重要な課題であると認識しております。