髙井 俊行
Toshiyuki TAKAI
 

エルトンになる道は険しく,遠い

ピアノを始めてまだ半年。なにごとも達人になるには師匠と永い年月が必要ですね。
 


よく五十の手習いといいますが,この年代になるとよせばいいのに新しいことにチャレンジしたくなる時があるのでしょうか…全くの初心者ですが,半年前からピアノを始めました。月に2度ほど先生に教えて頂きながら簡単アレンジの曲を弾いて楽しんでいます。

ごく単純な練習曲をまずは右手のメロディのみ,次は左手のコード押さえに慣れ,ようやく左右一体的に,というビギナーの手順を踏んで練習していますが,なかなかイメージした通りの調和した動きになりません。そこでレッスンのときに思い切って先生に愚問を投げかけました…「先生のようなプロのピアニストは右と左で別々に独立して考え,動かせるのでしょうか?」と。すると先生は『考えなくても何となくできていますね』と,あっさり。続いて,『赤ん坊でも右左考えることなくバンバン叩いてオモチャにして遊びますよね,ピアノは』とのこと。うむむ。

思い返しますと田舎町の小学校に入った頃,本人の意向はともかく,母親が近所のオルガン教室に私を通わせました。このときからずっと鍵盤楽器を続けていれば今はそれなりの腕になっていたかも知れませんが私は,たった一週間で,つまらないとわがままを言って通うのを止めてしまいました。もったいない,いい機会を逃したのは今や半世紀もの昔です。

次回は、機能画像医学の瀧先生です。

名 前:髙井 俊行(たかい としゆき)

出身地:岡山県
趣 味:園芸,器楽,ジョギング,自転車,水泳
分野名:遺伝子導入研究分野