瀧 靖之
Yasuyuki TAKI
 

アメ車

40歳以上の方しか響かない内容と思います・・
 


私が学生時代、まだバブルのまっただ中で、車こそ男の強さの証しと信じて疑わず、バイト代の殆どを車に費やしていた方も少なからずいました(私もその一人でした・・)。こちらを読まれた方はどのような車が好きでしょうか。動けば何でも良いとか、そんな物に興味がないと言う方は読むだけ時間の無駄です。全ての先生方のリレーブログの中で最も格調が低い内容ですので、どうぞスルーして下さい。自分はこんな車が大好きだ!とか、将来こんな車に乗りたいという思いの有る方は、是非読んで下さい。

個人の好みというのは、10歳までの体験が大きな影響を受けると何かの心理学の本で読みましたが、私もまさにそうで、幼稚園から小学校低学年の頃(1970年代後半頃です)、フルサイズのアメ車セダン、いわゆるごつごつと角張って異様に馬鹿でかくて、後輪が半分隠れてているアメ車が、生まれ育った旭川でも時々走っていました。当時は国産車も欧州車もまだサイズが小さく、その中で現在でもあり得ないぐらいの大きさのアメ車大型セダンが悠々と走る様は、まるで大海の中の鯨をみているような、本当に圧倒される思いで、強い憧れを抱きました。当時は、高級車というとベンツ、BMWというよりは、キャデラック、リンカーン等のアメ車をイメージされた方も多いと思います。そのせいか、大学生のころの私の将来の夢は、立派な研究者になることよりも、一流の医者になることよりも、幸せな家庭を持つことよりも(!?)フルサイズのアメ車を所有することでした。

毎日アメ車の事ばかり考えて、あまりに強く願いすぎて神様も観念したのか、強く願うと思いは通じるのか、某ディーラーに極上のキャデラック・ブロアムが入庫し、またその数年後、某県の納屋に有った40年落ち、走行距離わずか2万キロのリンカーン・コンチネンタルが入庫し、いずれも速攻で買い付けてしまい、2台合わせてカローラの新車くらいの値段で購入して、あっけなく夢が叶ってしまいました。次の夢は、80年代のバブルの頃、届かぬ夢として憧れた、ロールス・ロイス・シルバースパーか、フェラーリ・テスタロッサを、クラウンの新車ぐらいの値段で購入することです。プリウスもビッツもフィットも良いですが、地球にごめんなさいと言いながら、たまには大きな車を乗るのも良いのではと思っています。

次回は、分子腫瘍学の田中先生です。

名 前:瀧 靖之(たき やすゆき)

出身地:北海道
趣 味:もろもろ
分野名:機能画像医学研究分野