佐藤 靖史
Yasufumi SATO
 

研究生活の仕舞い方は?

患者さんの診療にも役立つような研究成果を、可能な限り多く残して置きたいものだ
 


(オランダ訪問した際、友人のPieterや仲間たちと。)

1994年12月加齢医学研究所に着任したのだが、早いもので定年退職の時期が近づいてきた。まさに、光陰矢の如し。山あり谷ありの研究生活であったが、終わりが近づくにつれ、患者さんの診療にも役立つような研究成果を、可能な限り多く残して置きたいものだとの思いが強い。研究生活の仕舞い方を模索する今日この頃である。

ところで、定年間近ともなると、体にもいろいろと変化が生じてきた。生理的なものと放置しておくと、将来病気に結びつくので注意が肝要である。最近、家人から指摘されているのは、食事中に咳き込んだり、食後に咳払いをするようになったが、これは嚥下がうまくできていない証拠であり、将来誤嚥性肺炎の危険性が高いこと、歩く時に足が上がらず、ちょっとした凸凹によく蹴躓くようになったが、これは将来転倒して骨折などする危険性が高いこと、腹囲が増大してきているが、これは内臓脂肪蓄積の証拠である、などなどである。気をつけたいと思う。

次回は、神経機能の小椋先生です。

名 前:佐藤 靖史(さとう やすふみ)

出身地:大分市
趣 味:音楽鑑賞(JAZZ)、美術館巡り
分野名:腫瘍循環研究分野