瀧 靖之
Yasuyuki TAKI
 

人生どこに住む?

どこに住むのが幸せか、には最大公約数はあるのか?
 


皆さんは自分が住んでいる場所にどの程度満足していますか。仕事で仕方なくこの場所に住んでいる、あるいはそんなことに興味が無いという方は、読むだけ時間の無駄ですのでスルーして下さい。私は、帰巣本能の強い道産子なので、北海道は世界で一番素晴らしいところだと信じて疑いませんが、一方で、だからこそそれ以外の場所に住むことはどれだけ幸せなのかに興味があり、人生の中で複数引っ越してこられた方などに、どこに住んだときが一番幸せでしたかと聞くのが趣味!?の1つです。もちろん、都会が好きな方、田舎が好きな方、私のように故郷こそ一番という方、価値観によって大いに違いますし、またそれぞれの人生のステージでも変わってくるので、一概に答えが出るものでは一切ありません。だからこそ、興味深いテーマなのでいつも聞いて回っています。そこには何か最大公約数的なものが無いのか、を考えることが関心事です。そう考えると、客観的指標は1つの参考指標になり、例えば路線価、終の棲家にしたい街ランキング等を見ることかなと思っています。路線価でいうと、都心城南地区などは本当に高く、住宅地に絞ると例えば3Aと呼ばれる港区麻布、赤坂、青山、他には渋谷区松濤、千代田区番町等は有名どころでしょうし、終の棲家にしたい街では札幌、仙台、福岡などが上位に挙がります。あるいは明るさ、華やかさという主観的な雰囲気感では、旅行などで歩いてみると、湘南や横浜は本当に光に溢れているなと感じます。観光地という点では、沖縄や夏の北海道でしょうし、世界に目を向けると、例えばメルボルン、バンクーバー、トロントなどは上位を占めています。上記は行政区から都市、国まで比べるレベルは違いすぎるものの、そこにはどのような共通項があるのでしょうか。うーん、私自身で上記を行ってみた感じでは、主観的な明るさ、開放感を感じる雰囲気と人の生き生きとした活動度と、客観的な緯度とか日照時間とか南方角に開けた街かとか、井の中の蛙程度が少ない、つまり閉鎖的では無く人種や出身地域がどれだけ多様に混じり合っているかのような感じがします。さて、皆さんはこの中に住みたいところはありますでしょうか。短い人生、最も幸せなところに住みたいものです。このお話を読んで興味を持った方で、自分はどこどここそが住んでいて一番幸せだという場所がありましたら、あるいはその最大公約数を見つけた方は是非教えて下さい!

次回は、分子腫瘍学の田中先生です。

名 前:瀧 靖之(たき やすゆき)

出身地:北海道
趣 味:人生どこに住むのが幸せかを聞いて回る事、その他沢山
分野名:機能画像医学研究分野