岡田 克典
Yoshinori OKADA
 

忘れられない学生時代の「ああっ、やってしまった!」

~そこから気持ちをどう立て直すか~
 


今だから語れる失敗談。とても面白いお話が続いています。私も仕事の上での「ああっ、やってしまった!」もたくさんありますが、ここでは、忘れられない学生時代の思い出について。大学時代、東北大学医学部水泳部に所属していました。私自身はたいしたスイマーではありませんでしたが、先輩、同僚、後輩に恵まれ私が3年生の時に東日本医科学生総合体育大会(東医体)男子総合優勝を果たしました。翌年、2連覇をかけた東医体。大会のハイライト、男子200メートルリレーでの事です。予選を東医体新記録のおまけつきで一位で通過した私達は、決勝でも記録を更新しようと意気込んでいました。私は第3泳者を務め、決勝でのタイムは予選を大幅に更新、ぶっちぎりの優勝と思ったものの…「東北大学は第2泳者と第3泳者の引き継ぎでフライングがあり失格となりました」とのアナウンス。「え、何やってんだ!…って俺か?」とうまさかの悪夢で2連覇の夢は脆くも崩れ去りました。こんな重荷を背負って大会後に主将に就任。どのように気持ちを立て直したのか今となっては覚えていませんが(たぶん単に開き直っただけと思われる)、主将時代はとても楽しい思い出ばかりですので、どうにか気持ちは切り替わっていたのでしょう。というより、この事があったからこそ、雪辱に燃えた次の1年がひときわ充実していたのでしょうね。

名 前:岡田 克典(おかだ よしのり)

出身地:仙台市
趣 味:読書、ドライブ、プロ野球観戦
分野名:呼吸器外科学分野