山本 徳男
Tokuo YAMAMOTO
 

好きなことをやること

ロマンチックな研究をすること、困難を超えて、やり抜くことのむずかしさ
 


前のブログにも書いたように私の最も好きな研究はコドンを解明したニーレンバーグの仕事です。彼の研究を超えるような研究は私には、見つけることはできません。ニーレンバーグと同様に尊敬できる研究者といえば、60歳近くの年で、ノックアウトマウスの作製を始めたオリビア スミシーズです。

彼らに共通することは、誰もできないと考えていたことを実際にやったことで、これを私はロマンだと感じ、偉大だと思います。

できる研究なんて、面白くも思えませんが、悲しいかな、研究費を取ること、学生の博士号取得を考えたら、自分もクレジットつき実現可能なテーマを考えざるを得なくなってしまいます。

私の好きな研究者の1人であるアルフレッド ギルマンが昨年のクリスマスになくなりました(写真は訃報を伝える大学新聞報道)。彼のチョイ悪風のところがなんとも好きなところだったのですが。惜しい人がなくなりました。

冒頭は私の好きな陶器のカエルです。ヘビやトカゲは大嫌いですが、なぜかカエルが好きです。

次回は心臓病電子の山家先生です。

名 前:山本 徳男(やまもと とくお)

趣 味:特になし
分野名:代謝制御分野