千葉 奈津子
Natsuko CHIBA
 

柔軟な気持ちで、その時、その時を頑張りましょう。

将来も心配かもしれませんが、今に集中しましょう。
集中することで、自然にその先が決まってくるのかもしれません。

 


大学卒業後、どこに行くか悩みましたが、臨床も研究もできる!ということで加齢研の癌化学療法研究分野(現・臨床腫瘍学分野)に入局しました。大学院の3年次より、免疫遺伝子制御研究分野で、白血病関連分子の機能解析をさせて頂きましたが、研究内容はその分子の発生過程での機能を解析することで、「がん」とはほとんど関係ありませんでした。もっと、がん抑制遺伝子や細胞周期のチェックポイントなどに関する研究をしてみたいなあ、と思い、科学雑誌の求人情報を見て、留学先を探したところ、現在の研究テーマである遺伝性乳がん・卵巣がん症候群の原因遺伝子であるBRCA1の機能を解析している、Brigham and Women’s Hospital のJeffrey D. Parvin博士の研究室と話がまとまり、米国のボストンに行くことになりました。結局、その後ずっとこのテーマで研究しています。ということで、今の私の専門は、当時、勤務していた石巻赤十字病院の図書室で決まったようです。

次回は病態臓器の福本先生です。

名 前:千葉 奈津子(ちば なつこ)

出身地:宮城県
趣 味:映画鑑賞、ドラマ鑑賞
分野名:腫瘍生物学分野