千葉 奈津子
Natsuko CHIBA
 

卒業シーズン

私も寂しい気持ちになります
 


卒業シーズンですね。「工芸茶」というものをご存じでしょうか? 乾燥した花をお茶の葉で包んで作られています。お湯を入れると外側のお茶の葉がほどけてきて、お湯の中で花が咲いたようになり、とってもきれいです。2年間、こちらの研究室で大学院生として頑張って研究してくれた学生さんに、最終日ということで頂きました。論文作成の際には、私からの度重なる駄目出しに、多少なりとも辛い気持ちになったことと思いますが・・・。ありがたく受け取らせて頂き、他の学生さんと共に頂きました。1月までの論文作成と2月の口頭発表までは忙しく、3月に急に卒業という感じで、学生さん達にはあまり理解されないですが、私もこの季節には毎年それなりに寂しい気持ちになります。社会人になっても研究室に遊びに来てくれる学生さんもいますので、もう会えないわけではないですが、とりあえずお別れです。この世代は「ゆとり世代」として世間から辛くあたられていますので、頑張ってほしいものです。しかし、寂しがっていても4月には新入生がいらっしゃいます。今度はどんな学生さんと一緒に研究できるのか、楽しみにすることにします。

次回は医用細胞の松居先生です。

名 前:千葉 奈津子(ちば なつこ)

出身地:宮城県
趣 味:映画鑑賞、ドラマ鑑賞
分野名:腫瘍生物学分野