松居 靖久
Yasuhisa MATSUI
 

走ることと無駄について


 



週末は天気と体調が悪くなければ、広瀬河畔をジョギングしています。週末に楽しみなビール分は消費しようくらいの気持ちで、タイムは気にしないつもりですが、スマホが教えてくれるラップがいつもより遅いと、ちょっと頑張ろうと思います。走ることは正直言って結構しんどいですが、気分がすっきりすることが多く、また走りながら研究のことなどで考えがもやもやしていたことが、まとまることがよくあります。しかし同時に、なんで走っているのだろうと時々思います。なぜエネルギーを無駄に使っているんだろう?

生き物は非効率な存在だと思います。たくさん食べても、体で利用されるのはごく一部です。また何かを生み出す以外の目的でもエネルギーや時間を使います。一方で、例えば、小さい子供やペットの動物の思いもよらない表情や行動を見ていると、生きているのはすごいことだと、あらためて感じます。走ることはエネルギーの使い方としては効率が悪いかも知れませんが、気持ちが晴れやかになり考えがまとまるし、健康にも貢献していると思うので、トータルで考えたら無駄ではないのだろうと思います。

名 前:松居 靖久(まつい やすひさ)

出身地:東京都
趣 味:研究すること、工事中や新しい大型建築物を眺めること、鉄道に乗ること、写真を撮ること
分野名:医用細胞資源センター