山本 徳男
Tokuo YAMAMOTO
 

若さは何よりも優れた才能

時には、ピペットマンを置き、どこかに行こう
 


新年、明けましておめでとうございます。

私はなぜか、山形が好きです。よく休みには山形に出かけます。昨年の夏にも、出羽三山神社に行きました(写真の神社)。明治以来、固く閉ざされてきた開祖の蜂子皇子像が震災を機に初めて御開帳になったからです。よく知られている蜂子皇子の姿は見る人を怖れさせる異形で、ご開帳される像とはどんなものか?という、興味に誘われて行きました。ところが、実際の木像というのは蜂子皇子とは全く違うものでした。どちらが本物かは、誰もわかりませんが、研究の世界でも、こういうことって、度々あるのではないかと思われます。

さて、数年前にアメリカの親友が日本に来て、たいそう梅酒が気に入り、お土産に持ち帰りました。昨年の梅の季節に彼女らのためにと、梅酒を作りました。ところが、作ってみたものの、これをアメリカに送ることができないことを知りました。アメリカの法律には禁酒法の名残りで、酒を海外から送ることはできないのです。

最後に、若いって、想像以上に素晴らしい才能です。これを信じて、研究を進めて下さい。

次回は心臓病電子の山家先生です。

名 前:山本 徳男(やまもと とくお)

趣 味:特になし
分野名:代謝制御分野