石岡 千加史
Chikashi ISHIOKA
 

俄に私の中の国際化


 


 リレーブログの読者の皆様、ご無沙汰しております。近況を報告します。これまで長年に亘り、公益社団法人日本臨床腫瘍学会(JSMO)の理事を務めながら、臨床腫瘍学の学術活動、教育活動、診療ガイドライン作成、専門医教育等々の業務にかなりのエフォートを割いて取り組んできました。4年前から同学会の国際委員長の立場から、その後、その関係で海外の大きな学会の国際委員(米国臨床腫瘍学会ASCOや欧州腫瘍内科学会ESMO)の立場から、海外の学術団体との交流の機会が俄に増え、海外出張でのビジネス会議の機会も頻回です。さらに、この7月から理事長を仰せつかり、国際電話会議など国際交流のためのビジネス会議は更に頻繁となりました。これらのビジネス会議では国際シンポジウムの国内定期開催、国際診療ガイドライン作成、若手教育ワークショップの開催、発展途上国支援やそれらの運営方法と資金集めなどが話し合われます。

 英会話に自信の無い私の場合、そこで困るのが何と言っても英会話力ですね。自分の研究の発表や専門領域の司会は曲がりなりにも何とかしてきましたが、ビジネス会議は別物ですね、責任も生じるし。通訳は付きません。最近、日本臨床腫瘍学会のように学術集会の公用語が英語になった国内学会が徐々に増えてきました。その中で業務としての国際交流の場も増えています。中堅、若手の研究者の皆様には、日常会話、学会発表英語に加え、是非、ビジネス英語も機会を見て勉強してください。ほぼ、サイエンスとは無関係ですが、国際的に活躍の場を求める方には避けて通れませんね。

ー私も英会話を習おうかなー

(写真は、2019年9月ワシントンの隣のアレキサンドリア市にある米国臨床腫瘍学会本部ビル前で)

名 前:石岡 千加史 (いしおか ちかし)

出身地:仙台市
趣 味:温泉、美術館、スキー、サイクリング、ジャズ
その他:医学部漕艇部(ボート部)部長
分野名:臨床腫瘍学分野