准教授 佐藤 亜希子



歳をとると脳の機能が低下する脳老化が起こります。昨今の研究から、脳老化は加齢現象であるとともに、それ自体が生物学上の寿命を規定する可能性が示唆されています。そこで当研究分野では、脳老化の分子レベルでの理解を深め、哺乳類の老化・寿命制御における脳の役割を解明することを目指し、以下の研究を行っていきます。

  1. 睡眠調節能を介し生物学上の寿命を制御しうる新規視床下部神経の同定とそのメカニズムの解明
  2. 栄養学的介入による寿命延伸作用の責任神経と回路の同定
  3. 脳老化の可逆性及び非可逆性分子機構の解明

また、超高齢社会において健やかな生活をより長く送ることができるように、多方面(疫学、臨床、数理モデル、など)の国内外専門家との共同研究により、ヒトの健康寿命延伸が可能となる新たな方法論の開拓に意欲的に取り組んでいきます。

国立長寿医療研究センター
統合生理学研究部
https://www.ncgg.go.jp/ri/lab/gero/department/integrativephys/home.html