研究活動
放射性同位元素室
| 主任・教授 | 福本 学(病態臓器構築研究分野) | |
| 技術専門職員 | 佐藤 和則 | |
| 技術支援推進員 | 千葉 いずみ |
本研究所には、放射性同位元素(RI)を取り扱う実験室として分野RI実験室と共通RI実験室の2種類がある。分野RI実験室は15研究分野の内10分野にあって、それぞれの分野の研究目的に応じて限られた種類と量のRIを使用することができる。共通RI実験室は26種の核種の使用承認を得ており、分野 RI実験室で行えない実験を行うことを目的として別棟に設置されている。ここには一般RI実験室、動物実験室、低温室、組換えDNA実験室など10室がある。
使用する核種が多岐にわたるので、排水の汚染監視には核種の同定が必要となる。このために、排水の放射能のエネルギー分布から核種別含量を堆定するソフトが佐藤和則技官によって開発され、安全確保に有効に働いている。

- 青線はRI実験室の排水試料を液体シンチレーションカウンタで測定したときの放射能のエネルギー分布を示す。横軸は対数目盛のエネルギー、縦軸は計数項度である。4本の黄線は2番目に高いものがバックグラウンドの曲線、他の3本はシミュレーションによって得られた3H,14C,32Pの量に対応するそれぞれ(左から順に3H,14H,32P)のエネルギー分布である。赤線はこれら4本の線の和であり、試料の実測値(青線)と良く一致することがわかる。
