東北大学加齢医学研究所 加齢医学研究拠点 | Institute of Development, Aging and Cancer, Tohoku University

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教授リレーブログ
第54回
本橋 ほづみ
Hozumi MOTOHASHI
教訓:巾木侮るべからず
1cmの違いで、サイド実験台の配置が大幅変更になってしまいました。
 今回のお題は「今だから語れる失敗談」。日頃、嫌なことはすぐに忘れることにしているので、失敗して落ち込んだことのおそらく7割くらいは忘却の彼方に。残り3割は、深刻度は深いものから浅いものまで様々ですが、いずれも、大事な教訓を与えてくれた感謝すべき失敗たち。君たちのおかげで今の私があるんだよ、と。
・・・・・2006年秋。当時私が所属していた山本雅之先生の研究室が、筑波大学から東北大学へ引っ越すことになりました。デスク、実験器具、試薬戸棚、中央実験台、サイド実験台から流し、に至るまで、根こそぎ(!)東北大へ引っ越しさせるということで、引っ越し総責任者を務めた私は、事前に東北大学医学部1号館3階の実験室を採寸して、精密な(精密なはずだった・・・)見取り図を作成し、それぞれの物品の配置を決めました。引っ越し当日、物品は順調に所定の場所に収まっていきました。と、「実験台が入らないですよ。」作業員の方。サイド実験台を2つ、壁に沿ってピシっと並べる予定にしていた場所。入らないはずないでしょ!とその場にいってみると。。。作業員の方の指差す先には、壁の巾木。なんと、床に接する壁の部分が5mmほど内側に出っ張っていました。私が採寸した時、その場所には前任者の方の実験器具が設置してあったことから、床上1mほどの高さで採寸をしたため、壁の巾木の存在には気がついていませんでした。この巾木の厚み x 2 = 1 cmのせいで、2つのサイド実験台がどうしても並びません。巾木を削るという強硬策も考えましたが、あいにく、セメントで固めてありそれも無理。しかたなく、急遽、2つのサイド実験台をL字型に設置してもらいました。それに伴い、他の実験台、戸棚などの配置が大幅な変更を余儀なくされたのはいうまでもありません。
 次回は老年医学の荒井先生です。お楽しみに。

Profile 名 前:本橋 ほづみ(もとはし ほづみ)
出身地:生まれは鹿児島、育ちは仙台
趣 味:ウィンドウショッピング
分野名:遺伝子発現制御分野(公式HP独自HP

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