東北大学加齢医学研究所 加齢医学研究拠点 | Institute of Development, Aging and Cancer, Tohoku University

セミナー

平成28年1月15日(金)加齢研セミナ-のご案内(諸事情により中止になりました)
日時: 平成28年1月15日(金)午後5時~
場所: 加齢研実験研究棟7階 セミナー室1
演題: クロマチン制御から見たDNA損傷応答研究の現状と今後の展望
講師: 井倉 毅
所属: 京都大学放射線生物研究センター
担当: 本橋 ほづみ(遺伝子発現制御分野・内線8550)
要旨: ヒストンの化学修飾を介したクロマチン/エピジェネティクス制御の視点からDNA修復研究を展開することは、放射線障害によるDNA二本鎖切断の次世代への影響を考える上でも極めて重要である。これまで非常に安定な構造であると考えられていたクロマチンが、最近のバイオイメージング技術の進歩によって、ある局面では非常にダイナミックに変化することがわかり、そのダイナミックな変化を担うヒストンには、DNA 代謝に対して単なるバリアーとしてではなく、active playerとしての役割があることが示されつつある。我々は、ヒストンH2AのバリアントH2AXが、DNA損傷に応じてアセチル化されることによりクロマチンから放出され、DNA修復を円滑に行うためのシグナル因子としてDNA損傷応答関連因子と蛋白質ネットワークを形成することを明らかにした。今回は、ヒストンH2AXのアセチル化を介したクロマチン制御ネットワークとDNA損傷応答シグナルとの関係について最近の成果を示しながら議論したい。


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