東北大学加齢医学研究所 加齢医学研究拠点 | Institute of Development, Aging and Cancer, Tohoku University

セミナー

◇平成27年4月22日(水)加齢研セミナ-のご案内
日時: 平成27年4月22日(水)午後5時~6時30分
場所: 加齢研実験研究棟7階 セミナー室1
演題: 炎症性腸疾患と炎症性大腸癌の病態生理における低分子量G蛋白質Ralの役割
講師: 仲瀬 裕志 博士
所属: 京都大学大学院医学研究科消化器内科
担当: 堀内 久徳(基礎加齢研究分野・内線8463)
要旨: 炎症性腸疾患 (Inflammatory Bowel Disease: 以下IBD)は近年増加の一途をたどっており、また若年者に多く発症するため生涯治療の継続が必要とされる難治性疾患である。その原因については明らかではなく、未だ根本的治療は確立されてはいない。また、IBDの長期経過症例では、腸炎を背景とした大腸癌を合併するリスクが高くなることが知られている。従って、その炎症ならびに発癌メカニズムを解明することは臨床上重要である。Ras familyの一つであるRalはいくつかのエフェクター分子を介して、種々の細胞機能を制御していることがわかっている。Ralは細胞癌化や浸潤・転移に重要な役割を果たし、NFκBの制御を通じて炎症にも深く関わっている重要な分子である。今回、我々はRalの抑制性制御因子の1つであるRalGAP ?2が欠損したRalGAP ? KOマウス用い、Ralの腸管炎症ならびに炎症性大腸発がんに及ぼす影響について検討を行ったので、その結果を報告する。

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