東北大学加齢医学研究所 加齢医学研究拠点 | Institute of Development, Aging and Cancer, Tohoku University

セミナー

  
◇平成27年3月24日(火)加齢研セミナ-のご案内
日時: 平成27年3月24日(火)午後4時~
場所: 加齢研実験研究棟7階 セミナー室1
演題: 細胞分化とX染色体不活性化におけるヒストン脱メチル化酵素の機能
講師: 上川 泰直 博士
所属: Weill Cornell Medical College/Burke Medical Research Institute
担当: 松居 靖久(医用細胞資源センター・内線8571)
要旨: ヒストンH3の27番目のlysineのトリメチル化(H3K27me3)は遺伝子発現に抑制的に機能する。このメチル化状態はメチル化酵素と脱メチル化酵素の活性のバランスによって制御されると 考えられる。H3K27はPRC2と呼ばれるタンパク質複合体によりメチル化される。これまでに多様なPRC2の機能が明らかにされているが、H3K27の脱メチル化の重要性は不明な点が多い。我々は雌由来ES細胞を用い、細胞分化とX染色体不活性化におけるH3K27特異的脱メチル化酵素・Utxの機能解析を行った。その結果、未分化なES細胞においてUtxがいくつかの多能性関連遺伝子の発現維持に必要であること、さらにX染色体不活性化の抑制因子であることが明らかとなった。また、遺伝子発現を活性化する修飾・H3K4me3の脱メチル化酵素が、未分化なES細胞において分化に関連した遺伝子の発現を抑制していることが示唆された。

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