東北大学加齢医学研究所 加齢医学研究拠点 | Institute of Development, Aging and Cancer, Tohoku University

セミナー

  
◇平成27年3月12日(木)加齢研セミナ-のご案内
日時: 平成27年3月12日(木)午後5時〜
場所: 加齢研実験研究棟7階 セミナー室1
演題: ゲノム修復と細胞核高次構造
講師: 田代 聡
所属: 広島大学・原爆放射線医科学研究所
担当: 本橋 ほづみ(遺伝子発現制御分野・内線8550)
要旨: 放射線や抗がん剤が誘導するDNA二本鎖切断(DSBs)の修復過程で何らかのエラーが発生すると、染色体転座などの染色体異常が形成される。染色体異常などにより遺伝情報が改変されてしまうことが、原爆被ばく数年から数十年後に認められるがんや白血病の発症に繋がると考えられている。DSBs修復に関与する多くのタンパク質は損傷クロマチン周辺に順次集積し、核内フォーカスと呼ばれる核内高次構造体を形成することが知られている。しかし、核内フォーカスの形成機構については不明な点が多い。我々は、DSBsの相同組換え修復に重要な役割を果たしているRAD51が形成する核内フォーカスに着目し、タンパク質翻訳後修飾機構の一つであるSUMO化反応の損傷クロマチン周辺での活性化や、核内構造関連タンパク質がRAD51フォーカス形成に関わることを明らかにしてきた。これらの知見をもとに、ゲノム修復と核内フォーカス形成など細胞核高次構造の関連について討論したい。

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