東北大学加齢医学研究所 加齢医学研究拠点 | Institute of Development, Aging and Cancer, Tohoku University

セミナー

  
◇平成26年12月16日(火)加齢研セミナ-のご案内
日時: 平成26年12月16日(火)午後5時~6時30分
場所: 加齢研SA棟 国際会議室
演題: 生体の伸縮性を生み出す仕組み ~ 弾性線維の形成と再生の分子機構 ~
講師: 中邨(なかむら)智之 教授
所属: 関西医科大学 薬理学講座
担当: 堀内久徳  基礎加齢研究分野
連絡先:齋藤 正寛(東北大学大学院歯学研究科歯科保存学分野)
     TEL022-717-8340、E-mail:mssaito*dent.tohoku.ac.jp
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    堀内 久徳(東北大学加齢医学研究所 基礎加齢研究分野)
     TEL:022-717-8463、E-mail: horiuchi*idac.tohoku.ac.jp
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要旨: 我々は加齢とともに組織の伸縮性を失っていく。「体が硬くなった」とか皮膚がたるむ、というだけではなく、動脈も硬くなり、肺の伸縮性低下は肺気腫をもたらす。組織の伸縮性を司るのは弾性線維という細胞外マトリックスであり、弾性線維の分解・劣化がこれら老化に関連する現象や疾患の直接原因である。弾性線維が壊れたときになぜ再生しないのか、どうすれば再生できるのかを考える上で、弾性線維形成の分子機構を理解することが重要である。
弾性線維が形成されるには(1)ミクロフィブリルという線維が作られ、(2)エラスチンタンパク質がミクロフィブリルに沈着し、(3)エラスチンどうしが架橋される、というプロセスが必要である。我々は偶然発見した弾性線維形成因子Fibulin-5(別名DANCE)を手がかりとして、これらのプロセスのそれぞれに鍵となる分子を見出して研究を進めてきた。弾性線維形成の分子機構がどこまでわかってきたかを概説し、弾性線維を再生する医療の可能性を考察する。

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