東北大学加齢医学研究所 加齢医学研究拠点 | Institute of Development, Aging and Cancer, Tohoku University

セミナー

  
◇平成26年1月15日(水)加齢研セミナ-のご案内
日時: 平成26年1月15日(水)16時~
場所: 加齢研実験研究棟7階 セミナー室1
演題: 中空糸/オルガノイド培養法を用いた多能性幹細胞の肝分化誘導とバイオ人工肝臓への応用
講師: 網本 直記 博士
所属: 九州大学大学院 工学研究院 化学工学部門
担当: 松居 靖久 (所属 医用細胞資源センター ・内線 8571 )
要旨: 肝臓は、様々な物質の生合成・代謝・解毒等の複雑多岐にわたる機能を有し“生体の化学工場”に喩えられる。現在、劇症肝炎等の急性肝不全患者の救命のために血漿交換・血液濾過透析等による治療が行われているが、重篤な肝不全患者の有効な治療法は肝移植のみである。これに対し、年間2000例以上の移植適応者がいると推定されているが、肝移植施行例は生体肝移植を含めても500例程度であり、現状では移植治療が一般的な治療法にはなっていない。そこで、肝移植に代わる新たな治療法として、培養肝細胞を利用し生体外から強力なサポートを行うバイオ人工肝臓補助システムの開発が強く望まれている。バイオ人工肝臓開発においては、臨床用細胞源の確保が最重要課題である。本研究では、バイオ人工肝臓の細胞源候補として、ES細胞やiPS細胞といった多能性幹細胞に着目し、培養担体として中空糸を利用し、多能性幹細胞を細胞源とするバイオ人工肝臓装置の開発に取り組むとともに、細胞源候補である多能性幹細胞の新規大量増幅法について検討を行った。

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