東北大学加齢医学研究所 加齢医学研究拠点 | Institute of Development, Aging and Cancer, Tohoku University

セミナー

  
◇平成25年6月27日(木)加齢研セミナ-のご案内
日時: 平成25年6月27日(木)17時~
場所: 加齢研SA棟 国際会議室
演題: ストレス老化シグナルによる解糖系代謝調節の誘導する生体防御バリアー機構
講師: 近藤 祥司
所属: 京都大学大学院医学研究科加齢医学講座
担当: 堀内 久徳(所属:基礎加齢研究分野 内線:8463)
要旨: 老化研究は1960年代ころよりテイクオフし、数多くの仮説も存在する中で、特筆すべきは、「ストレス老化(テロメア非依存性細胞老化)は細胞癌化に対する生体防御システムである」という新概念の誕生である。様々な「ストレス老化シグナル」と呼ばれる発癌性化学物質や環境ストレスにより、細胞や遺伝情報に障害が生じた場合、細胞は、「チェックポイント」という防衛システム(生体バリアー)を働かせて、細胞老化を誘導することにより、異常な細胞の蓄積や癌化(悪性化)を防いでいるという概念である。
 我々は、レトロウィルスcDNAライブラリーを用い、ストレス細胞老化抑止スクリーニングの結果、解糖系酵素PGM(ホスホグリセリン酸ムターゼ)を長寿遺伝子として単離し、解糖系亢進により、酸化ストレス軽減しストレス老化回避できることを見出した。さらにPGMの分子制御機構解明に取り組み、リン酸化・ユビキチン化による転写後制御を見出した。
(文責 近藤祥司)

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