東北大学加齢医学研究所 加齢医学研究拠点 | Institute of Development, Aging and Cancer, Tohoku University

セミナー

  
◇平成25年2月28日(木)研究員会主催福田寛教授退職記念講演のご案内
日時: 平成25年2月28日(木)18時~
場所: 加齢研SA棟 国際会議室
演題: ポジトロンCT(PET)による癌診断法の開発とその臨床応用
講師: 福田 寛
所属: 加齢医学研究所 機能画像医学研究分野
担当: 下村 英雄(所属 機能画像医学研究分野 )
(連絡先:菅原 智恵 内線8559)
要旨:  1981年、東北大学グループは世界に先がけてPETによる癌診断法開発の基礎研究を開始した。ブドウ糖の類似体であるF-18標識フルオロデオキグルコース(FDG)FDGが癌に集まること、FDGの異性体であるF-18 標識デオキシマンノース(FDM)がFDGとほぼ同等の優れた癌診断であることを示した。その後、C-11 メチオニン(アミノ酸)による世界発の肺癌の描出やさらに、肝臓におけるガラクトース代謝の画像化および肝細胞癌(HCC)の描出を目的として、F-18 標識デオキシガラクトースを開発した。これらの成果を基礎として、日本核医学会理事であった福田らの尽力により、2002年にはFDGを用いるPET検査が健康保険の適用となった。これを契機としてPET検査は大きく普及し、現時点で全国300カ所のPETセンターが稼動している。
現在も、がんの生物学の進展に即してPET癌診断薬の開発を継続している。

> セミナー一覧

ページトップへ ↑