東北大学加齢医学研究所 加齢医学研究拠点 | Institute of Development, Aging and Cancer, Tohoku University

セミナー

  
◇平成24年11月19日(月)加齢研セミナ-のご案内
日時: 平成24年11月19日(月)17時~18時
場所: 加齢研SA棟 国際会議室
演題: PKA is a Key Mediator of the Dorsoventral Polarity Signals that Drive Inner Ear Morphogenesis
講師: ゲイリー シェーンウォルフ
所属: ユタ大学医学部解剖学教室/小児科学教室兼任 ディスシングイシュトプ ロフェッサー
担当: 仲村 春和(所属 分子神経研究分野 )
要旨: 内耳原基は中空の耳胞と呼ばれるもので、それから膜迷路が形成される。背腹軸に沿って、背側に体の動きと位置を感知する前庭、腹側に音を感知する部屋(蝸牛)ができる。Schoenwolf教授のグループは耳胞からの背腹軸に沿った形態形成におけるSHH (sonic hedgehog)とBMP (bone morphogenetic protein)骨形成タンパク質)の役割に焦点を当てて研究を進めている。この背腹の領域化にはSHHとBMPの抑制的相互作用が大きな役割をはたす。この抑制的相互作用について、転写活性因子のGli3Aが耳胞の腹側に集積するが、そこではcAMP依存性のPKAも少ない。逆に転写抑制因子のGli3Rは耳胞の背側に集積し、PKAの活性も高い。このことから、抑制的相互作用にPKAが大きく関わっていることが示唆されるが、本セミナーではSHHとBMPの過剰発現などによりこれらの発現を乱す実験結果を示しながら、そのメカニズムについて話をする。

> セミナー一覧

ページトップへ ↑