東北大学加齢医学研究所 加齢医学研究拠点 | Institute of Development, Aging and Cancer, Tohoku University

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家村顕自産学官連携研究員(分子腫瘍学研究分野)が第67回日本細胞生物学会大会若手優秀発表賞を受賞

2015年6月30日から7月2日にかけて東京都船堀で開催された、第67回日本細胞生物学会大会において、分子腫瘍学研究分野の家村顕自産学官連携研究員が若手優秀発表賞を受賞しました。受賞テーマは「効率的な染色体整列におけるKid及びCENP-Eの機能解析」です。  多くのがん細胞で染色体の異数化がみられるように、染色体の数を制御する機構は細胞の恒常性を維持する上で必須の機構です。分裂期の進行とともに染色体は速やかに赤道面に移動し、娘細胞に均等分配されます。染色体の赤道面への移動は、染色体が微小管の側面へ結合した状態で行われることが近年報告されましたが、その分子基盤については明らかにされていませんでした。家村研究員らは、KidとCENP-Eと呼ばれる2種類のモータータンパク質が協調的に働くことで、微小管の側面に結合した染色体を効率よく赤道面へ運ぶことを明らかにし、同学会において発表しました。  同研究分野では現在、これらのモータータンパク質の異常が発がんやがんの悪性化にどのような影響をもたらすのかについて解析を進めています。

問い合わせ先
家村 顕自(いえむら けんじ)
分子腫瘍学研究分野 産学官連携研究員
〒980-8575 仙台市青葉区星陵町4-1
TEL:022-717-8490
E-mail:kenji.iemura.a6*tohoku.ac.jp(*を@に換えて下さい)
 

2015年07月06日 掲載